テーマは「高知県産の食材を使ったアイデア料理」
今年で2回目となる「高知城ホール 学生料理コンテスト」の最終審査は、当初10月29日に予定していましたが、台風の影響により11月26日に延期して開催しました。
当コンテストは、これからの高知の食を担う学生が地元の食材やそれぞれの地域で受け継がれてきた食文化などを見つめなおすキッカケを作ること。また、高校・専門学校・短期大学・大学など異年齢の学生が一緒に競い、交流することで互いに刺激を与え合う場の提供を目的としています。
高知県内の同じ学校(高等学校、専門学校、短期大学、大学)に所属する15歳以上の生徒・学生を対象に募集したところ、短期大学、専門学校から3校11チームの応募があり、一次審査を突破した3校5チームによる最終審査を実施しました。
どのチームも学生らしいアイデアに満ちた素晴らしいレシピであり、実技審査ではチームの仲間と協力し合いながら調理をしていたのがとても印象的でした。
このような取り組みが地元の食材を見つめなおすきっかけとなり、若者の食育や地産地消の推進につながればと思います。
最優秀賞に輝いた作品は、2017年12月〜2018年2月末まで、高知城ホールの宴会メニューとして採用いたしますので、ぜひご賞味ください。
お茶を入れた後の出がらしにも栄養素はたくさん残っているので、何か使い道はないかと考え、子供も大好きな玉子巻でアレンジしました。
土佐茶は香り豊かで苦味も少ない、とても飲みやすく味わい深いお茶です。
その風味を少しでも残せるように、だしを少なくし、その分甘めに仕上げました。
にらは高知の特産であり、全国的にも高い評価を得ています。
そのにらをたれにすることで、たくさんの料理とあわせて食べてもらえるように工夫しました。
全体的に子供と楽しく作れるような簡単作業の料理、子供も食べやすい料理で、家族3世代でも楽しめる食事をイメージしました。
※高知城ホール特別賞は、最終審査に選抜された学生間による投票で選考しました。